マリンケのサリフに較べるとかなりワイルドなサウンドでマリの60〜80年代のトップバンドとして大活躍したシューペル・ビトン・デ・セグーの1986年作。初期のラテン 風味は薄れ、バンバラの伝統色の強いコロコロと転がるようなエレキギターに吹きまくるホーンセクションといったパワフルなサウンドと、3人のヴォーカルの力強さはサリフ・ケイタの世界とは対極にある野生派！惜しくも80年代後半に解散しているが、ママドゥ・ドウンビア、ママドゥ・シソッコと有名な音楽家を生み出したグループ。ジャケットはすこし皺がありますが、レコード盤は新品同用の美しさです。