1994年にドラマーのミルコ・マリアーニとベーシスト兼作詞家のヴァレリオ・コルツァーニによって結成 1999 年までに2作品を発表して解散しました。アペニン山脈の小さな村、サン・ピエーロ・イン・バーニョで結成、その名前はロマのお伽噺から付けられたようにとてもウィットに富んだ哀愁あるジプシー的なメロディラインにサントラ盤のような展開にユニークなアレンジは聴くものを飽きさせません。 バルカン半島、中東、地中海、南米の民族からインスピレーションを得て、トム・ウェイツの作品や、彼らとも録音歴のあるユニークなギタリストのマーク・リボーのギター・スタイル、レゲエDUBなども取り入れて、想像力豊かで詩的で、フランスや英国的な表現も感じさせます、そして「サンピアーヌ」の方言も組み合わせて歌詞でも幅の広い表現を試みています。アコースティックギター、バンジョー、ドラム、フレームドラム的パーカッション、サックス、トランペット、チューバ、トロンボーン、オルガン、エレピアノなど、多くの楽器を使用しながらシンプルに展開されつつ深みのある演奏を聴かせます。