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「ポピュラー音楽と現代政治/インドネシア 自立と依存の文化実践」金 悠進
音楽と政治の関係は古くて新しい。しかし,インドネシアほど生々しく音楽と政治が絡み合い歴史が作られて来た国はない。スカルノによる西洋音楽批判,スハルト権威主義体制による音楽統制と音楽家動員。それへの音楽家の抵抗や音楽創造実践。そして民主化後,反権力を掲げる音楽実践者が政府批判を繰り広げれば,他方で著名歌手が政界に続々と進出して権力を掌握するというように,音楽と政治の関係はより複雑化した。2019年の「音楽実践法案」の顛末を軸に,インドネシア,さらには現代東南アジア政治を見る。 「京都大学学術出版会HPより」
型番 京都大学学術出版会/ISBN: 9784814004645/新品
定価 3,960円
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